ヒューマックス代表取締役
梶川拡史
株式会社 HUMAX(ヒューマックス)は創業平成18年より「食を通して関わる全ての人々の喜びと幸せに貢献し明るい社会を創る」という経営理念のもと、事業を営んでまいりました。学生時代から飲食業のアルバイトに明け暮れ、常日頃からお見えになるお客様を間近で対応させていただく中で、一緒に働く仲間の大切さやお客様が再来店していただけることへの感謝の気持ちと喜びを感じるようになりました。「いつかは自分でお店をつくりたい」という想いは現実となりました。社会に必要とされるお店であること、また、働く社員にも喜んでいただける環境をつくることが私自身にとっては何よりの誇りであり自信です。
代表ブログを見るブランドストーリー
大手飲食チェーンへ入社し、人を巻き込むことの楽しさ、達成感を知りました。しかし、順風満帆なのをいいことに、飲食店はこんなに簡単なんだとあまくみるようになっていました。
FC加盟で独立。独立したものの、FCならではの縛られる窮屈さに苦しい日々が続きました。自分の時間も無く、休みも無く、薄利多売の世界に嫌気がさしました。
そして、自己判断でFC契約を解除。私利私欲に走った結果、借金2000万を背負うことになりました。
ちょうどそのころ、大手飲食チェーン時代の先輩から、越後屋を手伝って欲しいと声がかかります。
経営企画、メニュー開発、店舗運営のノウハウを学ぶことが出来、次第に「自分でもやってみたい!」という思いに駆られるようになりました。
再起を図り、西新宿にオープンさせたのが白銀屋本店です。
ビジネス街への出店で、ランチだけでなく、夜も居酒屋が出来るため、安定した売り上げをあげることができました。
その後は、ただがむしゃらに多店舗化展開。その過程で、多くの情熱溢れる魅力的な店主と出会うことができました。
経営が安定してきたと思った矢先、コロナショックに見まわれました。今まで積み上げてきたこと、安定した経営がすべて無くなりました。
しかし、こんなときだからこそ。改めて考えます。自分自身どうあるべきか。企業としての理念は何か。白銀屋・こがね屋など、業態としての理念は何か。そして、多くの発見がありました。
やはり、魚食啓蒙。日本人を昔から支えてきたごはんと味噌汁そして魚です。この日常食の強みをいかし、多くの人に食べて欲しい。
また、白銀屋・こがね屋の各店舗が、地域に愛されるお店であること。「大丈夫か」と駆けつけてくださる多くのお客様がいらっしゃいました。
お弁当はもちろん、テイクアウト、そしてuberを利用したデリバリーなど、さまざまな手法を使いながら、土台をかためることができました。経営のスリム化も実現できました。
魚食啓蒙を掲げながら、地域に愛される食堂として、100店舗・年商50億市場を目指し、邁進してまいります。