梶川拡史

梶川拡史株式会社ヒューマックス代表取締役

ダイレクトに自分で感じてほしい。

感じてほしいから、任せてます。

ヒューマックスを設立した経緯を教えてください。

接客を通じて飲食業のお客さんがはいってきてくれる、また来てくれることにすごく感動したんですよね。いわゆるスーツ着て満員電車にのって仕事する、全然イメージ湧かなくて。なので、やるなら自分で一国一城の店をやりながら、商売していくと強く思っていました。30歳までに独立したいと思ったので、独立したし、だから会社として設立しました。

ヒューマックスで大切にしていることはありますか?

「また」を追求することです。「また来たいお店でありたい」「また食べたいお店でありたい」「また会いたいお店でありたい」一回で終わっちゃうんじゃ商売として成り立たないわけで、なによりお客さんと関係を築けているということが、自信になるわけですから、大事にしたいことだと思います。店長のことを店主と呼ぶのですが、皆に一国一城の主になったつもりでいてほしいと思っています。主体的に考えて「お客様にとってこれがベストだ」と思うものがあれば、なんでもやらせてあげたいと思います。その分の結果は、給与・対価として還元してあげられるということを、特に大事にしてます。

ヒューマックスの強みは何ですか?

強みはなんといっても、ランチタイム。そこでのオペレーションの能力・経験ですかね。なぜヒューマックスが商売としてコロナ禍においてもうまく生き残っていけてるかというのは、ヒューマックスの特徴である二毛作。お昼は食堂として店舗運営、夜は居酒屋で、店主の顔なり、各料理なりで、ご来店いただいてる。二部構想になってるから、つい昼を軽視しちゃうことがあるんですよ。でも、昼をしっかりと召し上がっていただく食堂を運営したら、夜に自分でやれることの可能性が広がります。「昼しっかり収益出せるってこういうことなのか」ってわかることが自分にとって大きな自信になると思います。

店主にはどうあってほしいですか?

「なんとかしろ」ってことですかね。小さいお店だからこそのトラブルもあると思うんですけど、自分でなんとかするってことに尽きるかなと思います。その結果として、お客様の喜びと「また来るよ」「旨かったよ」がダイレクトに伝わるのかなと思うから。ダイレクトに自分で感じてほしいから、任せてますね

独立支援制度について教えてください。

僕の業態がすごく気に入って、暖簾分けっていう形で先輩を輩出することができました。ヒューマックスのブランドがとても好きであれば、一定期間の年数を経験してもらった上で、暖簾分けの制度を使い、自ら社長になれます。物件やお金の問題があるので、新規開業は実際に開業するのは難しいんですね。ひとりひとりに合わせたサポートする体制を今まさに構築している最中です。(独立サポートへの思いは)すごくあります。というのも、ずっと長く雇われていくのがいいですか?っていうことですね笑。自分が40歳、50歳、60歳の時、どういう状態をイメージするでしょうか。これを考えた時に、独立することをひとつのゴールとして目標にしてもらいたいと思います。

これから入社される方にどのように働いて欲しいですか?

まずは店主を目指してやってもらいたいです。そして自分の力で稼げるようになって、お客様から「また」をいただき続けて欲しいです。すぐできるようなことではないと思います。ランチタイムを見たらびっくりすると思うんですよ。毎日、活気を持って動いてますから。まずは一生懸命、体力はもちろん元気にやれるってすごく大事かなと思いますね。その元気がきっと上司になる人たちからすればすごく良い印象だったり、気持ちいい元気な子だなと思えれば、きっと応援してもらえると思うんですよね。そしたら、やらなきゃいけないことから、できることが増えていくと思います。そうやって、自信つけていってもらいたいなと思ってますね。

これからの目標は何ですか?

ひとつ、このコロナ禍でたくさんの価値観が変わりました。僕の中でも一周まわって、今もたくさんのことに好奇心があって、やりたいことばっかりなんです。もともと私ども、オフィス街で、お昼のランチタイムをやりながら、夜は夜で居酒屋としてやってきましたけれども、より私鉄沿線ですとか、ベッドタウンですとか、そういったところで、食に特化してご飯を気軽に食べれるような店だとか、テイクアウトに特化するとか、デリバリーが機能するところを出店したいです。なによりこの先もまずは都心で50店舗、100店舗、目指してやっていきたいなと思います。

最後にメッセージをお願いします。

とにかく夢を持って欲しいですね。3年後、5年後、自分はどうありたいのか。今の自分とギャップを感じたなら、全力で頑張って欲しい。私の経験から見ると飲食業って生き残る方が難しい。10年残るお店が3割と言われていて、非常に厳しい商売なんですよ。だからそのなかで「自分がこうだ」と思ったことに対して、やれることを増やし、自信を深めていってもらえれば、必ずいつか自分のお店を持ちたい、独立したい思いは絶対に叶うと思います。

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